人と星の関係


23日は冬至を超えて春への初日。
正月前ですが大自然のサイクルを考えると光への第一日。
「おめでたい日」のようです。
ここ千葉は夕方4時になるともう薄暗くなってきますが、北極圏では1日中夜が続くのですよね。
さぞかし「光」が恋しいことでしょう。
だからこそのクリスマスイルミネーションなのかもしれません。

私は21歳の時に横浜から船でロシア(当時はソ連)に渡り、そのままシベリア鉄道で大陸横断したことがあります。
お金のないバックパッカーでした。
そしてフィンランドなど北欧〜西ヨーロッパを廻ったその旅は丁度「夏至」から「冬至」にかけての半年間。
生まれて初めて白夜と長い夜を両方体験しました。
それは、太陽と地球の関係を肌で感じた旅でもありました。

星と星。
出会って離れて・・・巡る周期も星それぞれ。
地軸が傾いていれば、限られた面しか知り合えない関係。
なんだかまるで人と人の関係と同じです。

「地球と月」のように一緒に廻っている夫婦。
「太陽系」のように一定の距離でつながっている家族。
ハレー彗星のように、大周期で会いに来る幼なじみ。
「流星群」のようにすれ違う、都会の交差点の名も知らぬ人々・・・・。
「自ら光る星」は笑顔の人。
「照らされて光る星」は笑顔をもらった人。

人は死ぬと星になると言われますが、生きていても星のようです。

さぁ、12月は浄化の大祓い。
身の回りも心も大掃除!
来年も軽やかにさわやかに光輝けますように!