豊葦原の瑞穂の国

竹林コンサート
http://www2.odn.ne.jp/kai-kaon/sub5.htm


開催日5月5日は「男の子の節句」ですが、もともとは、田植えを始める早乙女を清め、豊穣の神に感謝を捧げる日であったそうです。
少なくとも鎌倉時代までは。


この時期の田圃を眺めていると、若草が芽吹き、生命の躍動が感じられ、苗を植えることが、いかに神聖なことかがわかります。


実際に私も田植の前、そして最中も必ず必ず「ありがとうございます」のお祈りをしてました。


そして、母なる大地から力をもらえたのでしょうか、田植え後は、肉体は疲れているはずなのに意外と元気だったことを思い出します。



田植え後の写真を見ると、たまゆらも現れました。(写真)



そして秋はこんなに実りました。(写真)



今年の竹林コンサートのテーマは『端午の節句を祝う』


そこで古代の日本に習い、斎藤包土さん手作りの「端午の節句のお飾り」を皆さんに見ていただき、さらに瑞穂舞(斎藤包土さんの振付)をプログラムに入れることにしました。


その瑞穂舞とは・・・・。

豊葦原の瑞穂の国(日本列島)をテーマにし、本居宣長の歌「食前食後の感謝の言葉」にメロディをつけ、感謝を表わす、包土さんオリジナルの舞です。


舞は特別ゲスト、うすいゆうこさんです!




『食前 食後の感謝のことば』 本居宣長


たなつもの 百の木草も 天照らす
日の大神の 恵み得てこそ いただきます

あさよいに 物食う毎に 豊受けの
神の恵みを 思え世の人 ごちそうさま