龍神様の国〜九州

kaikaon2008-04-23

昨年の夏に「香音天」は九州コンサートツアーを行いました。
九州は全土に何やら太い根っこのような気配があります。
旅の間、これは一体?と感じたことがきっかけで「九州」の古代史に興味がわき、大和朝廷以前に存在したといわれている「九州王朝」を知りました。
龍神を祀り、太宰府の都造りに風水を用い、九州年号を用い、外交権も所有していたといわれている立派な「国家」。
しかしその後に成長した「大和朝廷」は龍を祀らなかったそうです。
これは高木二三男先生の書かれた「信平走る1〜7」「龍奇伝」の文献などから学んだこと。
そして九州の龍脈(地溝帯)は西の普賢岳から阿蘇山へと通じているとのこと。
世界の龍脈も中国の崑崙山脈から揚子江を抜けて普賢岳へ。
重要ポイントとなる島原市普賢岳の存在は、個人的に注目している山です。
そもそも「龍」とは一体何だろう・・・・?
水に棲む龍、天を駆ける龍、大地に棲む龍、風を起こす龍・・・。
これまで絵や彫刻で表わされる龍を見て、知ってるつもりになっていましたが、龍神様とは一体なんだろう?と素朴な疑問に駆られます。
これは私の推察ですが・・・・・(ちょっとイメージを膨らませてみました)。
かつての時代、人々は地球の「氣」の流れを実際に「光の帯」のように見ることができ、その形状を神格化したものが「龍神」なのでは。
それならばこの地球の氣の流れが活性化することで、益々光り輝くこととなります。
澱んだ水が濁るように、「氣」も滞ることなく、おおらかに流すことで地球上の全ての生き物も健康的に活性化する。
おおざっぱに結び付けただけでなんだか心はすっきりだな〜!
3月下旬にTA-KOさん、NAZOKさんと島原半島の大地のツボにハリを打つという旅にお供したことは、まさにこのことなんだろうなと思いました!
最近、龍神様にご縁が多く本当に嬉しく思います。
龍神様の笛(登龍笛)を吹くことで何かのお役に立つといいな・・・と感じている今日この頃でした。
今年の7月も九州を周ります。
九州に残る古代の叡智が現代に蘇りますように。
<写真>原城で笛を吹いたら、妙に近寄ってきた野良猫。ちょうど天草四郎の像の下にいました!おまえは誰だにゃん!