創作


ここのところ創作活動に専念しております。
作曲活動や新作獅子頭の付属品制作・・・・など。
晩秋のひんやりした空気で気持ちがさらに引き締まります。
特に今日の雨は素晴らしいです。

去る7月長崎県島原市「速魚川ギャラリー」で演奏した折に、御主人の猪原さんとAQUAの作詞者でもある高城二三男先生に朗読劇「信平走る」のテーマ曲を作る約束をしました。
この戯曲は高城先生の作で、普賢岳の「龍神」を中心に据えた幕末〜明治が舞台の歴史小説
さらに日本の古代史やスピリチュアルな視点をも含めた壮大なストーリーに展開します。
私達は11月22日に催された「速魚川ギャラリー」水への奉納祭に合わせ「信平走るのテーマ」を完成させました。
作曲・キーボードアレンジは甲斐いつろう、笛は私甲斐カオン、そして津軽三味線の紺谷英和さんも参加してくださいました。時代劇の空気感や幕末の緊張感、信平の使命感、龍神のメッセージ・・・4分19秒に収録。
聴いて下さった高城先生から以下のご感想を頂きました。

********

アップテンポの旋律が「走る」の疾走感を感じさせ、
曲半ばのカオンさんの「龍が湧き上がるイメイジ」の
笛が際立ち、云い意味で「鳥肌立ち」ました。
不覚にも「涙」が流れてきました。
感謝、感謝です。

********

私達はこの「信平走る」から楽しく素晴らしいイマジネーションを頂きました。
芸術は相互に刺激を受けて、新たに生まれふくらみます。
このような機会を下さりありがとうございました。

そして30日は私の竹笛教室の生徒Aちゃんの結婚披露宴が行われます。
そこでいつろうさんと「曲」をプレゼントしようと考えました。
Aちゃんの聡明さと新たな門出を祝い出来た曲のタイトルは「ソレイユ」。
フランス語で太陽という意味です。
丁度今、録音が終了し明日急いで発送です!
ドキドキワクワクです!

曲はまるで私達の子供のよう・・・・。