素晴らしい世界の動き

大げさなタイトルを付けちゃったかなと思いましたが、いやいや、このニュースは大きな希望です!


やはり、世の中は少しずつ正常化に向かっているようです。




夜明け前は一番暗くて冷え込みますが、そろそろ美しい夜明けの光が雲を照らしてきたのではないでしょうか。



先日の14日から2日間にかけて、開発途上国新興国133か国(+中国、またロシアへも参加要請している)で構成された「G77」が、創立50周年を記念するサミットをボリビアで開催しました。
G77は、先進国と交渉する目的で結成。
先日ベルギーで開催されたG7サミット(ロシアが外されたので結果的にG7)参加の先進7か国はG77に含まれていない。



今、書いていて気が付きましたが、「7」の数が続きました。
数秘学的に「7」は、精神性、物より心、真実、変革、をあらわす数。
G77の役割そのものです。


あっ、今年の2014の数を足しても「7」となります。
やはり、そういう年なんですね。


議長国であるボリビアのモラレス大統領は、ボリビア初の先住民族出身大統領で、その伝統的な生活文化を大事にしながら国をリードする姿勢は大変に興味深いです。
国名も「ボリビア多民族国」というのです!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AC%E3%82%B9


私はG77の存在を知りませんでした。
よくぞ力強い声を上げてくださったと思います。
日本もG77(133か国)と共に歩むべき時が来たのではないでしょうか。
新自由主義や戦争経済などの行きづまりは、ほとんどの日本人が感じて来てます。
収入格差、消費税増税年金問題介護保険の縮小、残業代ゼロ案、エネルギー問題、日本製の武器輸出・・・・・・。


本来の日本らしからぬ世の中は、もうたくさんです。



以下、是非お読みください。


<参考データ>
赤旗G77サミット開幕 資本主義の現状批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-16/2014061601_02_1.html
赤旗ボリビア大統領演説
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-10/2014011006_01_1.html
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/DA3S11193334.html
「ロシアの声」
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_15/273548481/
英文「UN News Centre」
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48047#.U6L0CmeKA5s


※誤解を防ぐためにひとこと。
この記事は特定の政治団体を支援するために書いたものではありません。


<一部抜粋>


サンタクルスボリビア)=菅原啓】


南北格差解消や途上国間の協力をめざす77カ国グループ(G77、133カ国加盟)の創立50周年を記念するサミット(首脳会議)が14日、2日間の日程でボリビア東部のサンタクルスで開幕しました。
議長国ボリビアのモラレス大統領は開会式で、大企業や一部の富裕層に富が集中し、格差を拡大させている世界の資本主義の現状を批判、公正な新世界秩序をつくることを呼び掛けました。


モラレス氏は、世界の40%の富がわずか10カ国に集中し、米国の大企業経営者と労働者との収入格差が1920年の20倍から331倍に拡大したなどの数字を挙げ、世界規模の「不平等が拡大している」と現状を告発。富を集中させる資本主義のやり方が、金融、気候変動、エネルギーなど多岐にわたる危機を生み出していると批判しました。

モラレス政権が新自由主義から脱却し、自然との調和をはかりながら、自主的な経済発展を遂げてきたことを紹介。「未来を変えることのできる賢明な唯一の建築者は各国の国民だ」と強調し、G77諸国に、公正な新世界秩序のために活動するよう訴えました。

 モラレス氏は


▽自然と調和した総合的な開発
▽すべての人々に人権としての基本サービスの保障
▽新しい国際金融体制の構築
▽途上国間の経済・科学技術協力の推進
▽世界から飢餓の一掃
▽干渉主義反対、国家主権の強化


―など9項目を提案しました。