311より9年目 香取神宮と神道山古墳へ参拝したら物部氏のつながりが!


香取神宮と神道山古墳参拝

2020年3月11日東日本大震災より9年目となる日。

甲斐カオン、甲斐逸郎と二人で久しぶりに香取神宮へ参拝に来ました。

コロナウィルスの影響で人が少なく静かな境内。

参拝後、車で10分程北へ走り「神道山古墳」を訪れました。

丁度、土地の管理の方がおられ、香取神宮と経津主之大神に関して貴重なお話を伺うことができ感激しました。

要約すると。

「経津主之大神は、鹿島の神と共に関西方面から船でやってきて、銚子まで来たら船の帆先に止まった金の鷲の導きで、太平洋から香取ヶ浦(現在の利根川)に進入し、丘に上がって、現在の神道山に最初に陣をとり、その後、草をかき分け歩いて、亀が瀬山(現在の香取神宮)に陣をとった。」

 

6世紀の古墳時代に香取にやってきた経津主之大神(ふつぬしのおおかみ)とは、もしかすると、物部布津久留(もののべのふつくる)、そしてその子、物部小事かもしれないと、ふと思いました。

ふつぬし、ふつくる。 両者の特徴的な「ふつ」という音が気になります。

 千葉県匝瑳市、また、JR物井駅周辺(四街道市佐倉市)には物部氏が多く住んでいたらしく、物井駅は近所なので、発掘調査している現場はよく見かけました。

特に匝瑳市の物部一族は、武士として東北方面へ勢力を広げたようです。

物部の「もの」には、もののふ(武士)の力(武力、霊力)、様々な物を生産する技術力の意味があります。

 物部氏古代オリエント(中東地域)から来た(又は里帰りした)人々という説もあり、謎の多い一族です。

実は四街道市には、「久留土」さん(クルドさん)という珍しい姓の方が多く、全国でもここだけ。

物部とつながりがあるような感じがします。